今回はKS−Uのカスタムです
僕はKS−Uが大好きです
長く足にも乗っており、レースにもKS−Uで出ました
KSRにもレースで乗りましたが、何かKS−Uでなくてはならないものがあるのです

多分それはモンキーサイズの車体にあると思うのですが、KS−Uで、400ネイキッドを道でぶち抜くのがとっても気持ちいいのです
ただ、直線でまた抜き返されてしまいます
その悔しさをバネにエンジンを載せ換えようと思います
早速、K’sガレージでレース車両として使っていた車両を仕入れてきました
メーターや保安部品が何もない状態ですが、そんなもんはカスタムベースには必要ありません
KDX125SRのエンジンを載せようと思うのですが、フレームのスペースがありません
こうなったら意地でも入れてやります
画像は、助手がフレームのアンダー部分を切っています

ということで載りました 
この先の補強などは頭が痛いですが、早く乗ってみたくて仕事も早いです

早く乗りた過ぎて、猛スピードの作業
で、写真を撮っておりませんでした・・・

もうすでにバラシにかかり、ペイントが上がってきました

メタリックオレンジのホイールにメッツラー
渋い 渋すぎる

エンジンもオーバーホール後にペイントして綺麗になりました
今回はピストンリングと、排気バルブのアーム、ガスケット類のみの交換でいい状態になりそうです

加工、ペイントしたフレームに、足とエンジンを載せました
いい感じです
フレームはループバーを付け、その後にリアフェンダーステー兼キャリアをつけました
足回りはノーマルです
今回は、足とタンクをノーマルを使うことによってKS−Uというのを、残したかったのです
実際長く乗ってますが、足回り、ブレーキ性能には不満はありません

メーター、ライトをつけました
ライトはフォグランプとその上にオフセットして、これまたフォグランプをつけています
1灯では寂しかったのですが、オフセットしてつけているライトがいい感じになっています

完成しました
だいぶ省略していますが、ここまで長かったです
チャンバーはKDXのノーマルを加工して、センター出しにしています
その膨張室部分をタンクがえぐってあるので、右から見るとタンクが薄いです
ラジエーター液のタンクがシート後につきます

こちらから見るとKS−Uのタンクそのものです
ワンオフで作ったオイルタンクがシート後ろにつきます
混合仕様は面倒なので嫌いです
ガソリンを入れるたびにオイルを入れるなんてめんどくさすぎます
ラジエーターもこちらにつきます
この張り出しが、かなりの物々しさを出しています

チャンバーの迫力がよくわかる角度です
絶妙な位置で足にはあたらないので、乗ってて安心です

今回の色のテーマは、スタイルとあわせて“速そう”です

そしてフォグランプがなにやら悪そうです

エンジン部です
コックのステーはステンレス製です
ホール加工でカッコよくなってます
スプロケカバーもワンオフで作り、いい輝きを放っています

タンクにはLIGHTのロゴが入っています
インジケーターにはニュートラルランプと、オイルランプもあってこれまた安心設計です

上からワンオフリアフェンダー、LEDテールランプ、ナンバーステー、サイレンサーと、ぎっしり詰まっています
シートはタックロールに張り替えて、レーシーなだけのバイクとは一線を画しています






このバイク、日々僕の足として活躍しておりましたが、かなりの気持ち良さです
最高速は120キロ位出て、その間の加速も2ストのそれです
これで、400ネイキッドにも直線ではかなり近づけると思います
混んでくるとすり抜けで、僕の勝ちです
そして、このモンキーサイズのバイクに抜かれたことをびっくりしてもらえれば、今回の仕事は終了です
それにしても、過去のカスタムにも珍しいくらいの乗って楽しいバイクです
まだまだ僕のKS−U好きは治まらないようです